インナーマッスル
インナーマッスルとアウターマッスル
筋肉を断面的に分けると外側と内側に分かれており、分かれている二つの筋肉はそれぞれの質が違います。
外側につく筋肉のことを「アウターマッスル」と呼び、内側の筋肉のことを「インナーマッスル」と呼びます。
ボディビルダーのように盛り上がっている筋肉はアウターマッスルで、インナーマッスルはその筋肉の下に隠れています。
アウターマッスルを鍛えるには、皆さんがよく目にするダンベルや器具、または懸垂やロッククライミングなどの力のかかるトレーニングを積むことでアウターマッスルの筋肉を鍛えることができます。アウターマッスルは外側についている筋肉のため、目に見えてトレーニングの成果が分かりやすいですが、プロのスポーツ選手たちが気を配って鍛えている筋肉はインナーマッスルの筋肉のほうなのです。それほど、インナーマッスルの筋肉を鍛える事は重要視されているのです。
なぜ、それほどまでにインナーマッスルが重要なのかというと、インナーマッスルと関節が関係しているからです。
インナーマッスルには関節を固定・安定させるための筋肉と言われているので、プロの選手たちはインナーマッスルをトレーニングしないことにはすぐにケガが発生してしまう為にインナーマッスルをトレーニングして鍛えます。
またアウターマッスルは直線的な運動(突き出したり、押したり)に向いているのですが、インナーマッスルは関節と接している筋肉になりますので、腕を回転させるなどの関節と結びつくような運動に向いています。
インナーマッスルの鍛え方
実際にインナーマッスルを鍛えるトレーニングはどうすればいいかというと、皆さんはどうやると思いますか?
腕立て伏せや腹筋をしたり、はたまた器具を使うなんて考えてはいませんか。そのような負荷がかかったトレーニングをしてしまうとインナーマッスルのほうではなく、アウターマッスルのほうが鍛えられてしまいます。そのような負荷のかかるトレーニングを続けていてはアウターマッスルだけが鍛えられてしまい、いつまでたってもインナーマッスルは鍛えられません。
ではどうすればいいかというと、それは、負荷があまりかからないトレーニングをするのです。そして、その回数を多くやってください。負荷があまりかかっていないので回数を増やすことは可能だと思います。そうすることでインナーマッスルは鍛えられます。
よくインナーマッスルを鍛えるのに使われているものと言えば、チューブを使ったトレーニングでしょう。チューブを木や固定されている棒などに取り付けて、それのあまり負荷がかからないところぐらい所まで腕を伸ばし、これを多くの回数続けるそんな感じで鍛えていきます。
ちなみにチューブを使うと言っても加圧トレーニングではないのであしからず、あれは負荷は凄まじくアウターマッスルを鍛えるのに適しています。
インナーマッスルの筋肉は内側の筋肉です。アウターマッスルで鍛えた筋肉と外側の筋肉と違い、トレーニングをした後の成果が表に出てこないので、自分が本当に鍛えられているのかが分かりづらいと思いますが、体のバランスを取ってみて以前よりバランスが取りやすかったら間違いなくインナーマッスルの筋肉は鍛えられているでしょう。
ちなみに、インナーマッスルの筋肉を鍛えたほうが良いスポーツと言われているのは、肩を使ったスポーツをする方が鍛えると良いといわれています。先程も言いましたが、インナーマッスルは関節と密な関係にあります。特に腕や肩などには無数の関節が繋がっています。インナーマッスルのトレーニングをして鍛えて効果がでやすい部分と言えるでしょう。よく肩を使うスポーツ、テニス・野球・水泳などでしょう。そのスポーツをやっているのであれば、普段のトレーニングの中にインナーマッスルを鍛えるトレーニングを組み込むことをオススメします。
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2017/7/12 更新
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